インタビュー

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あなたのお顔全体のバランスを考慮した「きれいな口元」をデザインします

多くの方は、お洋服を選ぶ際に「このデザイン・色って私に合うかな」と、よく考えたうえで選ばれると思います。被せ物・詰め物に使うセラミックなどの素材もそれと同じです。その方に合った色や形を、診断結果を基に判断し、一つひとつオーダーメードで仕上げていきます。場合によっては、歯科医師側からも提案をし、一緒に「きれいな口元」、そして「素敵な笑顔」を取り戻していただけるような治療計画を考えます。

患者さまの想いを汲み取ったうえで、より良い治療を提供できるよう心がけていますので、お気軽にご相談ください。

セラミック治療においては歯科技工士の存在も大切になってくるかと思いますが、こだわっている歯科技工士との連携の取り方があれば教えてください。

当院では、治療の段階ごとに何個も模型を作製しています。歯科技工士には、それらの模型をすべて渡し、どのような過程を経て、その形を求めているのかを理解していただけるよう工夫しています。撮影したお口の中の写真なども渡して、どのような形・色となるかを想像しながら作製してもらっています。
歯科技工士は資料を基に被せ物などの技工物を作製するので、直接患者さまと関わる機会が多くはありません。しかし、より良い技工物を提供するためには、歯科技工士にも同じゴールを見据えてもらいながら作業に取り組んでいただくことが欠かせません。そのために、治療前のものから途中のものまで、すべての模型を渡して背景を理解してもらえるような配慮をしています。

ホワイトニングにおいて、先生がモットーとしていることはなんですか?

「できるだけ楽に・早く・負担なく白くすること」です。そのために、当院ではトータルホワイトニングをおすすめしています。まずは歯の質や状態を細かく分析し、治療を行って白くなるのかどうかを判断します。歯の状態によっては治療を継続して行ったとしても色が変わらないということがありますので、そういった余計な負担を与えないためにも、最初の検査が重要です。患者さまの「口元を白くきれいな状態に整えたい」という想いを実現させるためにも、使用する薬剤の分量などもそれぞれに合わせて変更しながら治療を行っていきます。

どうしてトータルホワイトニングでは白くなるまでの期間がある程度わかるのですか?

そのための診断法があるからです。普段皆さまが使用している歯は生活歯といいます。一方、神経を抜いてしまった歯のことは失活歯といいます。ホワイトニングを希望される患者さまには、「生活歯ホワイトニング診断法」という診断を行い、生活歯の状態・質などを分析し、歯のコンディションを確認します。そうすることで、どのくらいの期間で歯が白くなるのかを算出することができ、治療の最初にお伝えすることを可能にしています。

ここまでのノウハウを確立させるまで、色んな苦難があったんだとか。

私は元々、補綴科出身でしたので、歯を削って被せるというのが治療のメインでした。しかし、私が師事している歯科医師の方に「削らずに白くする治療法がある」といわれたのが、ホワイトニングを研究し始めたきっかけです。
研究を始めた当初、どうして歯が白くなるのかなど、理論的なことを書いてある文献がほとんどなく、原理を理解するだけでもとても苦労しました。さらに、治療の一種であるにも関わらず、どのくらいで歯が白くなるのかを患者さまにお伝えできないのは、治療として成立しないという考えを持っていました。そのため、自分で研究を重ね、そこで治療の原理などを理解できるよう努めました。その時に培った知識などを基に、当院ではトータルホワイトニングを提供しています。

いまだから笑って話せるような失敗談はありますか?

失敗があるからこそ、今日があると考えています。ホワイトニングを始めた当初はまだ知識も浅く、治療を行っても白くならなかったという事例が多くありました。その他にも様々な失敗をしましたが、そういった失敗があるからこそ研究に励み、現在では多くの患者さまに喜んでいただけるようなホワイトニングを提供できているのだと思います。

様々な苦難を乗り越える原動力となったものは何でしたか?

患者さまの笑顔です。治療を希望する患者さまの、そして私を必要としてくれる方々の想いに応え、笑顔になった姿を見たいと感じたからこそ、大変でしたが研究を重ね、今日提供しているホワイトニング方法に辿り着くことができました。

最後に、先生の考える「きれいな口元」について教えて下さい。

患者さまが自信を持って笑える口元です。そのために、色や形などは患者さまと一緒に考えながら決めていきます。患者さまごとに抱えているお悩みや要望は異なりますが、その想いをきちんと汲み取ったうえで「きれいな口元」をデザインすることが大切だと考えています。
またそのために、歯科医師・歯科技工士など、それぞれが自分の役割を十分に果たし、患者さまに納得していただける治療の提供を心がけています。患者さまの想いを第一に考えた診療を行っていますので、気になることや不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。